ニュース　2021年06月07日

東リ　産業廃棄物削減に向け
タイルカーペット新リサイクルプラント導入

　東リ㈱では、カーペットの主力生産拠点であるグループ企業・滋賀東リ㈱における「タイルカーペット新リサイクルプラント」の導入が完成し、5月より本格稼働した。
　「タイルカーペット新リサイクルプラント」は、タイルカーペットのパイル層（表面繊維層）とバッキング層（塩ビ樹脂層）を分離することなく、再生資源（リサイクルチップ）として加工することが可能になる。今般の新リサイクル技術により、タイルカーペット廃材をすべてリサイクルチップに加工し、タイルカーペットのバッキング層の一部として再生利用することでリサイクル率の向上及び産業廃棄物排出量の削減（最大2、３００t）に寄与する。
　将来的には、滋賀東リ及び岐阜東リ㈱でのゼロミッションを目指し、使用済みタイルカーペットの再生利用拡大にも取り組んでいく方針。

■持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）への取り組み
国内最大級のタイルカーペット製造拠点である滋賀東リ・岐阜東リにおいてリサイクル技術を高め、東リグループとして産業廃棄物排出抑制への継続的な取り組みを推進する。